やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

私とツールド大山

ツールド大山の参加申し込み開始しました。

 

www.sportsentry.ne.jp

 

自分がロードバイクを始めたころに

最初の目標が大山を上ることでした。

我ながら性格は子供みたいなものなので

自転車でどれだけ登れるのかに物凄く興味があり、

約10km登り続ける大山に登られたら

俺すげぇ~ ってなるかも

と単純に思ってました。

 

当時はパナモリ(パナソニックのクロモリ)だったので

現実的に森の国までがせいぜい。

そこから先が無茶苦茶キツい。

一体どうしたら上がれるんだろうと思ってました。

 

それから競馬を当てて、アルペンでGIANT DIFY2を購入して

機材が代わり、ようやく大山を制覇。

大山の桝水を越え、鍵掛峠まで行けました。

それで目標を、ツールド大山を完走することに変更。

大山制覇とはいえ、次のツールド大山は

流石に無理だろうと思いつつ、練習したものでした。

 

ツールド大山、当時は走行距離は90km弱でしたが

獲得標高差が2,000mを越える山岳コース。

大山を一度上がると獲得標高差が700mくらいですから

3回大山を上ることと同じです。

そんな厳しいコースを完走出来るはずがない

と思ってました。

 

最初に参加したのは2014年。

足切りがあるので、前半から頑張って走り

最後のCPで普通に登り切れば足切りはないと

安心して登り始めたのですけど

最後の登りは平均10%で直線3kmの激坂がキツイキツイ。

ほんと地獄かと思いました(笑)。

 

2年目は翌年で4時間54分で完走

 

3年目からコース変更となり走行距離が90km弱→99km

獲得標高差2,000m→2,300mとさらに過酷に。

 

ただ大会は2020年から2021年までコロナ禍で中止

2022年はアプリを使って自己申告でする方式で行われ

昨年の2023年から再開されました。

 

この大会の私の立場が変わったのは2021年。

この年からツールド大山の主催の鳥取サイクリング協会の会計をし

2022年には理事の末席につきました。

そのため再開した2023年はスタッフとして初参加。

 

ツールド大山の完走を夢に見ていたら

完走後も好きすぎて、その後毎年出て

いつの間にか主催者側になってしまった

というネタのような話です(笑)。

 

ツールド大山の魅力は何と聞かれたら

6度参加した経験からいうと

過酷のレースを完走したという達成感が一番です。

最後の3kmは本気で地獄です。

10%の坂なんてよくあるのですけど

ここの坂はかめはめ波か何かで打ち抜いて

出来たような直線なので、休みどころもないし

遠く先まで激坂とわかるので精神的にキツいです。

 

終盤なると歩いて自転車を押す人。

まっすぐ登れないので蛇行して上る人。

もうあきらめて道端で座っている人。

もう自転車乗りにとっての地獄絵が広がってます。

 

でもそれをクリアすると、ゴールの博労座には

美しい大山が迎えてくれて、ゴール後の豚汁が胃袋だけでなく

心にしみて、達成感が沸き上がってくるのです。

あの坂をクリアして味わえる豚汁と達成感なのです。

 

そしてコース的には左回りで、信号が2箇所しかないコース。

信号機は下りきって、一息つきたいところにあるので

自分的には赤信号で一旦足を休めたいくらいです。

 

そして観望。

第一CPの烏ケ山、第二CPの船上山が雄大

ゴールの博労座駐車場で見る大山はとくに美しく見えます。

勿論 愛車との写真は映えます。

 

因みにコースの絶景ポイントにカメラマンを設置し

イベント終了して数週間後にPASSWORD付で写真を公開しています。

ダウンロードは無料です。

この写真を見るのがもう一つの自分の楽しみ。

良い写真がないか必死で探しています(笑)。

 

去年のスタッフで参加したものもありました。

 

 

そして何より一番の売りは大山。

大山って見る位置寄って全く違う姿を見せてくれます。

ツールド大山はその大山を一周するのですから

一日で様々な大山を見ることが出来ます。

やっぱりこれが一番かな。

 

ほかのイベントに比べ、エイドの食べ物がショボい

と批判されていますが、今年は昨年の批判を改善しました。

是非山陰だけでなく、山陽、四国、関西方面と

沢山の方々に参加してもらいたい大会です。

 

参加してみたいという方は

冒頭のリンクからお申し込みください

 

おはり。