やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

2023ツールド大山の雑感

ツールド大山でのアテンドの仕事は

最後尾の見回りのため、一番遅いため

9時から16時の間、目一杯陽を浴びたので

やばいくらい日焼けした今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

山陰地方の最高峰のサイクルイベント(でありたい 笑)

ツールド大山。

 

走行距離99km

獲得標高差2,400m

 

コースの目玉としてラスト3kmは

獲得標高300mを登るというもの。

このラスボスのような激坂、平均勾配率が10%

というだけでなく、ほぼ直線。

さらに終盤になっていくと11%→13%と

徐々に斜度があがるというヤバいコース設定です。

さらに時間設定があり

朝9時にスタートして、

15時30分までにゴールできないと足きり

いわゆるDNSです。

 

私がロードバイクに乗り出してからは

この大会で完走するのが最大の目的で

とても高いハードルでした。

 

完走するために何回も大山を登ったり、

他のイベントで鍛えたりしたものでした。

 

そうして体を鍛えて、ツールド大山に参加し、

何とか完走するも、次はもっと走れると思い

またトレーニングをする。

そんなことを繰り返し、徐々に走られる体になり

今に至るというような状態です。

 

そんなこともあり、自分の思いは

ツールド大山は地元のサイクリストの

完走を目指す最高峰のサイクルイベントとして

あり続けて欲しいと思う事です。

 

そしていつの間にかその運営側になり

4年ぶりのフル開催のスタッフとして

参加してきました。

 

仕事は参加者の最後尾のサポート。

山陰最高峰のイベントを目指すお手伝いが

最後方のお手伝いという洒落のようなことに(笑)。

 

最後尾のサポートをして分かったのですが

後を走る事情も人さまざま。

 

写真を撮っていたら最後になったとか、

電話に出ていたら最後尾になったとか

登りが苦手な方や、下りが苦手な方

体調が悪くなった方、経験者だけども調整不足の方など

理由は本当に様々。

 

そんなわけで前半ですと

最後尾に我々サポートがつくと

参加者の方々が、自分が最後尾とわかるみたいで

スピードをあげられたりしたのですけど

後半になるともう余力がなく、「すみません」

みたいなことをおっしゃられますが、

そういう方々のサポートですから

安心してご利用くださいと伝え

サポートに励みました。

 

我々が第3CPについたときは既に15時20分。

ゴール地点に15時30分まで到着しないと足切。

もうあと10分しかなく、ここのスタッフから

残り3kmを10分で走れと茶化されました。

 

どうやら現在のコース上の方々は、

ゴール付近以外はもうDNSだから、

最後方のサポートをしなくてもいいよ

という事のようです。

 

とはいえ10分はモーターがついてないと無理。

なんせ最初に書いた通り、最終3kmは平均斜度10%。

まあそれでもまだ足が残っていたので

6/4のヒルクライム大会のために

全力登坂を試み、第3CPからゴールまで

22分で上がることができました。

ストラバによると、僕の中では2位の記録のようです。

 

3月から始めたダイエットで

体重が67→63kgになった効果で

だいぶん登られる体になってきたみたいです。

去年新車にしたので、これ以上機器ドーピングは出来ないから

自分の体を絞るしかありません(笑)。

あと2週間の間にもう少し絞るとします。

 

さてツールド大山の初スタッフ経験は

実質第3CPで終わっていましたが

ゴールして、スタッフ全員集まり、

会長の話を聞いて、本当に大会が終わったように感じました。

 

初スタッフで経験したのは

こういう田舎のサイクルイベントでしたが

多くの人が下準備で動き、多くの時間を割き

まさに人の善意で成り立つものだと感じました。

 

とはいえ大会当日不手際で受付が混乱したことや

大会自体当初参加者300人目標だったのに

170人にとどまったことなど

今後の課題を多く残しました。

 

これからもツールド大山があり続けるためにも

鳥取サイクリング協会の存在意義そして、運営理念を

今一度見直して、どうしてツールド大山を開催するのか

マネジメントを見直す時期が来ているような気がします。

 

私の希望としては

山陰のサイクリストがこんなにいい大会があるんだよ

と山陰以外のサイクリストに自慢できる大会にすることです。

 

まあそのためには経験と勉強だな。

今年はいい経験が出来ました。

来年はこれを活かしたいと思います。

 

おはり。