やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

試走かい

テレビが過剰に大谷選手の話題を放送するのは

テレビが制作するコンテンツが乏しいから

という意見を見て激しく納得する今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

いよいよツールド大山の試走を本日します。

昨年の試走は新しいシステムのチェックでしたが

その時でも色々とシステムの問題があり、

実際に本番を迎えたら、受付でトラブルが多発し

長蛇の列を作ってしまい、参加者に大迷惑をお掛けしました。

今年は、リザルトは出さなので

システムに頼らず、手作業のため

まず混乱はしないと思います。

 

今年の試走は主に道路の状況確認と

新コースのためスタッフのコース把握と

人員配置の確認になります。

 

私は、本番ではスタート地点待機で

本コースを走ることがないので

この試走しかサイクリング楽しめないため

しっかり楽しみたいと思っています。

 

ツールド大山の醍醐味はやはり風景

それは、角度によって様相を変える大山は当然で、

鏡ヶ成の烏ヶ山、第2CPの船上山と個性的な山々の風景は格別です。

 

そして登りだけでなく、地蔵峠を下った後の聖郷小までの

微下りが長く続く区間が気持ちよいです。

とか書きつつ、あまりの気持ち良さに踏み過ぎて

ここから先の登りをいつも苦労しています。

参加される皆さんもここはほどほどに。

 

後は最後の試練を乗り越えたところでのゴールの達成感。

今年は特に最後の5kmは登りのみです。

 

この登りは九十九折ではなく、ほぼ直線5kmです。

登り始めは勾配率5~6%で、レイクホテルを過ぎると8%になり

残り2km過ぎると10%越え。最後は15%近い激坂です。

 

この激坂近辺はブト(ブユ、ブヨ)が出現するので

奴らに刺されないのには16km/h以上で走ると

逃げられるといわれています(サイクリストにはやや受けのネタです)。

 

私はよくチーム練で第3CPから鈑戸のペンション村まで

(ツールド大山の新コースとなった最期の5kmのうち約2kmに部分)

を走っていますが、それでも結構きつく、ここから更に3km登る

しかもうち残り2kmが激坂という超ハードコース。

 

95kmもアップダウンを走ってからの最後にラスボス級。

参加者は何の罰なのかというし、僕らスタッフは

ご褒美を用意したと思っています(笑)。

 

サイクリストは坂に対して

果敢に戦う遺伝子を持っていると思います。

だから抗う。

必死でペダルを漕ぐ。

力及ばず歩く方もいるでしょう。

でも次こそは、この坂を制するとリベンジを誓う。

だから また自転車に乗り、練習を重ねる。

いつかはツールド大山を乗り越えると。

 

こして努力したのちに厳しいコースを越えた先は

計り知れない達成感を得られると思います。

これが、私たちが参加者の皆さんに提供できる宝物です。

そしてゴールした勝者にお渡しする

豚汁と塩結びをご堪能ください。

 

おはり。