やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

原作強姦

漫画セクシー田中さんのドラマ化で

不満を思った原作者が自殺した事件で

ドラマが漫画原作から酷オリジナル変更したときは

原作レイプと聞き、その呼び名が

妙にしっくりくる今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

今問題のセクシー田中さん という

漫画もドラマも一度も見たことないのですけど

原作レイプと思える作品は今まで何回も見てきているので

原作者によっては絶対に許せない線というのも

あるのだと今回の事件で強く感じました。

 

ドラマ制作側とすれば、設定だけは原作を参考にして

脚本はキャラはドラマ制作側が適当に作り

ドラマだとこっちの方が受ける

とか説明しとけば問題ない程度の認識なのでしょう。

 

とはいえ原作者としては、大切にした世界観とか

最低でもこれは伝えたいとかの思いもあるわけで

受ける・受けないの問題ではないところもあるわけだし

作者によっては死ぬほど大切なものでもあることの

両者の隔たりが起こした悲劇なのではと

色々のニュースをみて思いました。

 

私が思い出深い原作レイプ

弱虫ペダル」の実写劇場版。

 

弱虫ペダル、通称 弱ペダ

漫画は大ヒット、アニメも5期まで作成された

ロードレース漫画の金字塔になった作品です。

 

アニメ以外でも舞台もあり

こちらは舞台で自転車を乗るのが無理なので

ハンドルを持って演技する奇妙な光景で

ある意味大うけしていましたが、

それでも原作をよく理解したいい内容でした。

 

そして劇場版ですが表面上の評価では

全国ロードショーの上に

主役はキンプリの永瀬廉氏。

そして日本アカデミー賞 新人俳優賞受賞の作品です。

 

しかし内容は確信犯的な原作レイプ

強姦魔が作った作品です(断言)。

 

漫画やアニメファンは

主人公の成長とともに、ロードレースの面白みである

チームが勝利のために先輩いかんを問わず

多くキャラが犠牲になり

託された一人が一心不乱に勝利を目指す

というもスポコンが醍醐味で

原作はそこに物凄く熱い情熱を注いでいました。

 

にも拘わらず実写版映画は

チームはバラバラで、先輩はみんなポンコツ

自分勝手に走り、そして自滅し、

主人公は友達だけで協力し合い、

オタクのド素人が個人の根性で優勝したという

げんさくには全くない糞のようなオリジナルをふんだんに打ち出した

ウンコと称するのもおこがましいほどのカス作品でした。

 

弱ペダではなく、永瀬廉君の演技凄いよ

というだけのジャニーズ検閲作品です。

 

よくこんな実写作品を原作者の渡辺先生は認めたものだと

不思議に思いましたが、

この作品はもう出がらしのような状態なので

稼げるときに稼ぐというものなのかも。

 

さて原作レイプです。

今回の事件で思う事は、漫画家さんはせめて出版社側が守ってほしい。

漫画対ドラマ制作だと圧倒的に組織が強いから

出版社側もドラマ化の場合は専門班でも設置して対応する時期かも。

 

そんだけ漫画のドラマ化が多いし

マンガは良かったのにドラマは・・・

というのばかり。

どんなに原作が良くてもドラマの脚本家が

ボロなケースが多いから、テレビ側の一方通行のドラマ制作は

正直勘弁してほしい。

 

おはり。