やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

葬送のフリーレンと競馬のはなし

葬送のフリーレンの主人公の

フリーレンの気持ちって人には分からないのだろうな

と思っていたけど、競馬でちょっとその気持ちがが垣間見えて

妙に感動した今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

上の話、何いってんだ?

と思われるでしょうね(笑)。

 

葬送のフリーレンは

主人公のフリーレンはエルフのため

1000年以上良く続けるということらしいのですが

彼女が魔王討伐に参加したパーティは

人族が2人とドワーフ1人とエルフ1人の構成。

このパーティが10年かけて魔王を討伐したのですけど

人族は寿命が70歳くらいの10年なので、

とても長く感じるけど、エルフは1000年のうちの

10年なので、とても短い期間ととらえていて

この時間間隔のずれを面白く描いた秀作な漫画です。

 

そんなエルフの気持ちなんて一生わからないだろうな

と思っていたのですが、意外なところで

その気持ちが少しわかることがありました。

 

それが競馬。

というのも馬の寿命って人間の1/3~1/4の

20歳~30歳。

馬の方は世代交代が無茶苦茶早いので

こういう気持ちが芽生えると分かりました。

 

そう思えたのがこの前の菊花賞

一番人気がソールオリエンス(父キタサンブラック

二番人気がタスティエーラ(父サトノクラウン

四番人気がドゥレッツァ(父デュラメンテ)

 

結果は

1着ドゥレッツァ

2着タスティエーラ

3着ソールオリエンス

 

これの何が感動したのかというと

この3頭の父、同年生まれの同い年

この3頭と同じく、クラシックレースを競い合ったサラブレッドです。

 

その年のクラシック3冠の成績は

皐月賞 ドゥラメンテ

東京優駿(ダービー) ドゥラメンテ

菊花賞 キタサンブラック

 

3冠が期待されたドゥラメンテは、菊花賞を故障(怪我)のため断念。

名誉ある三冠馬になれませんでした。

そして競い合ったこの三頭も引退して、月日が過ぎ

その仔たちが再び、不思議な縁で今年の菊花賞で相まみえ

ドゥレッツァが父のなしえなかった菊花賞に勝つという

なんともドラマチックなことになりました。

 

フリーレンが人の中で見るドラマって

こういう事なのでしょうね。

 

僕は競馬って博打とわりきって続けていますが

こういうドラマが生まれるから

博打以外の面白さがあるのでしょう。

 

なんで負け続けても競馬をするの?

と聞かれたら、

回答する理由がちょっと増えたかな。

とはいえギャンブル依存症の僕は

やっぱいつかは負けを取り戻すため

と答えるのでしょう(笑)。

 

おはり。