サラリーマンも確定申告して
税金が戻るという触れ込みの記事を見て
なんとなく嫌な予感はしていたけど
見たら案の定つかえねぇ~と落ち込んだ今日この頃、
あなたは烏賊がお好きでしょうか。
その記事はこちら
リーマンが確定申告といえば大抵
特定支出控除の事をいうんだろうな
と思ってましたが、案の定です。
領収書を保存していれば次のものが経費になると。
1.通勤費
2.出張等の場合の「職務上の旅費」
3.転勤に伴う「転居費」
4.研修費
5.運転免許、簿記、弁護士、公認会計士、税理士などの「資格取得費」
6.単身赴任等の場合の「帰宅旅費」
7.図書費、衣服費、交際費等の「勤務必要経費」(65万円以内)
上の経費って1~4は会社負担が多いし
資格取得費も今の仕事に直結してないといけないから
英会話が仕事に必要と主観で行っても客観的にどうかで判断されるので
なかなか難しいものだと思います。
勤務費用も超高級衣服費用で計上しても本当にそれ仕事に必要なの?
となりますし、国税のほうでは一般的にという考えで来ますので
ゴリ推しの考え方は経費に認められないと思った方が良いです。
などと書きましたが
一番高いハードルが給与取得控除の半分というもの。
給与所得控除はリーマンは必要経費のかわりに給与から控除してくれる
概算必要経費みたいなものが給与所得控除です。
それは結構金額が高く
こんな感じで計算されています。
例えば給与の年収が180万円なら
給与所得控除は62万円です。
そんで32万円以上の職務上の出費の個人負担って払えます?
僕の場合だと仕事の出費ならしないけど
趣味のロードバイクなら払う気はありますけどね(笑)。
まあ手厚い給与所得控除があれば
特定支出控除なんてする気も起らないのですが、
税理士とか弁護士とか資格三冠王だと
授業料とか高いから、使えるかもしれません。
そう考えるとかなり限られた人くらいかな。
おはり。