会社の上司から「明日から仕事に来るな」と言われ
1年半も会社に行かず、クビだとしても一カ月は給料だせ
と従業員側が裁判したら、
判決でこれは上司の命令を守っているだけなので
1年半の給料を出せという判決をした裁判に
ツボっている今日この頃、
あなたは烏賊がお好きでしょうか。
税法でもあるあるですけど、契約って双方の合意がないと
認められないのですよね。
特に雇用関係になると。
上の例だと会社は従業員に辞めろと伝えたつもりでも
従業員側ではそういう風に伝わっていないという問題。
お互いがわかっていないと話にならないものです。
税法でもというのでよく聞くのが
贈与契約書。
子どもに財産を渡すときに、
親が勝手に子供名義の預金を作り、そこにお金を預けるケース
親は年110万円以内だと贈与税がかからないから、
財産が移せるということで、毎年せっせと110万ずつ預け
10年たって1100万円の資金が移せたとしても。
子どもはその預金の存在を知らない状態です。
そういった場合は贈与が成り立ちません。
だって贈与は「やった」・「もらった」という事実が
お互いにわかってないと成り立たないもの。
もらった子供は知らないのなら、
あげた親のみでした贈与なんて贈与にならないからです。
110万円までなら無税というのは判断が早計。
その前段階の贈与という言葉をしっかりと調べてから
贈与した方が良いです。
おはり。