やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

最終戦

とっとりクリテリュウムに参加する未成年者には

親の承諾書が必要なように

55歳以上の参加の場合、レース中に心拍数が170を越えて

心筋梗塞になっても自己責任の承諾書がいるのでは

という話を聞いて吹いた今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

因みに自分は心拍数のレッドゾーンが170~179なのに

昨日のレースでは181を計測しました(笑)。

 

昨日はとっとりクリテリュウム第四戦(今年最終)が開催され

自分も参加してきました。

その前日ボランティアで雨の中、コース整備。

こりゃあレースは雨かなと思い、がっかりして

今自分の戦闘機LOOK HUEZ 785RSが汚れるのが嫌なので

RIDLEY FENIXで参加。ホイールはディープホイールで。

 

スタッフとして受付設営や進入車両の案内をして

受付状況を見ながら、コースの試走。

もうコースは知り尽くしていますが

あまりに寒いので、走らないと風邪ひきそうでした。

とはいえ雨は止み、コースコンディションは軽い稍重

このまま降らなければ、スタートするくらいにはほぼドライ

という感じで最悪の雨中のレースは避けられそうです。

 

とはいえレース中に降るかもしれないので、

レースはクラス分けをしてのレースではなく

全員参加して1時間走り続けるエンドューロ。

周回数が一番多い方又は同周回数だと一番速くゴールした人が優勝。

まあ私が一番苦手なレースです。

 

というのも自分はビギナーかミドルクラス。

でも全員同時スタートになるとエキスパートの方と走るので

もろレベチの方々と走るのため、途中でついていけなくなるからです。

 

ただ今回幸いだったのは、エキスパートの方々が少なかったこと。

ツールド沖縄と開催日が重なったり、仕事の都合上でということで

速い常連の方々が少なくなりました。

かわりに二十歳前後の若い方が沢山参加。

一気に若返った大会となりました。

 

そんな若者に交じった57歳のわたくし。

一体どうなるのでしょう。

まう勝敗よりも無事故でレースを楽しむのが目標。

兎に角無理せずです。

 

この日のジャージはTEAM COZI'N。

このジャージを着るからには恥ずかしい姿を見せるわけにはいきません。

目標は完走です。目標ひくっ(笑)!

 

定刻になり、スタート。

主催者から30分は抑え気味で、それ以降はバチバチ

とあり、一安心。

そのうえ初めの1周はパレードランで追い抜き禁止。

先頭の3人はカリスマ的な選手のため

さすがにペースを合わせます。

 

そんでパレードランが終わっても

その体制のまま2周。

さすがにこのまま30分は退屈だわ。

と思い近くの若手に行け、行けと言っても

前の3人の圧が凄いのか、行こうとしません。

仕方なしに、私がバックストレートの中盤くらいから

ダッシュして、前の3人に

「ちょっと遊んできます」といって先頭を引っ張りました。

ちょっとスピードを上げて、走ると超気持ちいい。

30人の先頭を引っ張るのは最高でした。

 

こういう集団で先頭を走るというのは

ある意味ステータスなんですよね。

まあ風よけに使われるので体力的には辛いのですけど。

当初はすぐ変わるつもりでしたが、

ギャラリーの多いメインストレートまではと思い

約3/4周をほど引っ張り、後続の人にバトンタッチ。

 

これがきっかけで平均時速が5キロ近く上がり、

集団の数が減りってしまったようで、

しばらく走ると周回遅れの方々も出始めました。

ペースアップの原因は自分に合ったので少し反省。

まあ集団が多いと落車リスクがあるので

ある程度ふるい落としをしないといけないと

自分を正当化して、再びペダルを踏む意思を奮い立たせました。

 

なんとか最低目標の30分は集団について行く

というのは達成。

ただ45分あたりから始まったアタック合戦

というか世界のK澤がホームストレッチでアタックして

目立ちたかっただけなんでしょうけどね(笑)。

後で本人に聞いたら、集団のペースが停滞していたので

面白くなかったから自分で動いてたとのことでした。

いやいや目立ち過ぎだって(笑)。

 

そんなこともあり集団もふるい落とされ10人程度に。

そしてのこり2分とゴール付近でスタッフさんに教えてもらい

最後のアタックに備えましたが、バックストレートで始まった

アタックについて行けず、僕の入賞の道は終了。

まあそれでも最後は全力でと下ハンもってダンシング。

そしてゴール前ではハンドルを投げて、全力ゴール。

決まった!!

 

と思ったら、もう1周とのこと(笑)。

最後の周回はペースが速くて、早く着き過ぎたので

周回が増えたようです。

もう恥ずかしいたらありゃしない。

ハンドルまで投げたのに(笑)。

 

まあ万歳しなかっただけでもよしとしましょう。

というわけで完全に終わった足なので、

パレードランよりも遅いペースでラストを走り切りました。

結果は9位か10位。

ただ目標だった完走は出来ました。

エンドューロでは初完走です。

年長者としては我ながらよくやった方ではないでしょうか。

チームジャージも着てきてよかったです。

 

それと今回は落車もなく無事故。

パンクは2人いて、トラブルはありましたが

けが人がいなかったのは最高の結果でした。

 

最終レースは特に感じたのは若い子が増えたこと。

特に鳥取市倉吉市の子たち。

これに米子と松江の子たちが来ると

かなり盛り上がりそう。

 

自分が出ていて感じるのは

この鳥取クリテ、垣根が低いのがいい特色だと思います。

普通の路上では出来ないレースがでるだけで

彼らの能力も上がるし、

ここでレースのマナーとか学べる機会も増えるだろうし

交流も深まれば、若手の実力の底上げにもつながりそう。

来年からの鳥取クリテ、期待してしまいます。

 

おはり