やっぱりけん玉が好き

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ラグビー準々決勝  南ア対仏

スーパーから流れる音楽って

妙に頭に残り、自然と口ずさみそうになるから

再び来店を誘っていると聞くからズルいと思う今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

あの音楽で人を呼び寄せていたら

ゴキブリホイホイに見えてきます(笑)。

 

さてラクビーW杯準々決勝の4試合のうち

注目されたもう一試合、南ア対仏戦。

 

開催国の仏は優勝が絶対条件で、

東京大会からの4年間、まさに無敗の常勝チームを作り上げ、

ランキング1位に上り詰めました。

でも開催直前に司令塔のSOのヌタマックが怪我で出場できなくなり

暗雲立ち込めましたが、それでもシャンパラクビーと呼ばれる

華麗で多彩な攻撃は健在な上、強力なディフェンスさらに良化し

予選リーグでNZに勝利し、その強さを示しました。

 

対して前回優勝チームの南ア。

今回のチームもフィジカルで圧倒するスタイル。

相手があらゆるテクニックで攻めてきようが

圧倒的な力で押さえつけ、試合を支配してきました。

 

この日の試合は、そんなパワーのディフェンスを

スピードで凌駕するフランスというか

SHのデュポンが素晴らしく、フランス優勢な試合展開。

私には攻撃が早すぎて、ビデオの早回しなんじゃないかと思うほどでした。

ただフランス側で残念だったのはLOのエツベスがシンビンで

10分間退場のときに追加点がPKによる3点のみだったこと。

この結果、エツベスは10分間退場というより、

10分間を休憩したことになり

終了間際の大活躍を迎えるのでありました(笑)

 

そしてインパクトプレーのコルビーの

コンバージョンキックのチャージほど派手ではないけど

目立たないところはスクラムのヌチェ選手の活躍。

彼が入ってからはほぼ仏スクラムは反則せざるを得ず

敵味方ノックオンがあると、南アがスクラムを押して

相手の反則を誘い、常に有利な展開。

ただフランスディフェンスは大健闘

ジャッカルもだけど、南アが作るラックの形成前に

猛烈なアタックをするので、

南アのボールを奪い取るシーンもいくつか。

 

それを防ぐためにSHのデクラーク選手は

ボールをほかの選手に最初にパスをしないといけないのに

崩れそうなラックの補助をし、

代わりにWTBのコルビー選手が球出しすることも。

 

ただ南アのディフェンスが凄い。

オフサイドぎりぎりのタイミングで

飛び出し、前々でタックルして

仏の攻撃を潰しにかかるから、

仏の華麗なパス回しが効果的に機能せず

個人のスキルで対応する展開。

 

前半はノーガードの殴り合いのようで

後半は相手の攻撃パターンを読み

互いに相手の攻撃の潰し合い。

 

ラグビーってこんなに面白いのですね。

まるで軽自動車同士がぶつかっているのでは

と思うほどのタックルを受けても、タックルしても

また立ち上がり、持ち場に戻ってプレーする姿には感嘆します。

サッカーで足をちょっと擦られただけで、

この世の終わりの様に痛がる姿が滑稽に思うほどです。

 

死力を尽くした80分間の結末はもうご存じの通り

28-29で南アが勝利しました。

これで4チーム中で南半球が3か国と南半球優勢。

そして4チームの中に日本と同じ予選リーグの

イングランドとアルゼンチンが残っています。

実は日本のいた予選リーグ、やっぱり死のリーグでした。

 

 

とはいえ、いまだに準決勝に行ったことがない

アイルランドを見ていると、この国がいけないのに

日本がいけるとは思えないという感じ。

日本はまず合宿しなくてもティアワンの実力をつける

ところからスタートですね。

おはり

 


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