やっぱりけん玉が好き

惰性とボケ防止でブログを続けています

やっちゃえ楽天モバイル

楽天が4期連続大赤字で

資金難ではと騒がれているけど

資金に関しては楽天銀行が融資すれば

全然いけると思うのに何故騒ぐのか

不思議でならない今日この頃、

あなたは烏賊がお好きでしょうか。

 

楽天の不振の原因は明らか。

モバイル事業の先行投資。

いくら楽天楽天カードで稼いでも

モバイル事業が大赤字なので

2022年12月には4,928億円という赤字をたたき出し

まだ前期より少なかったよねと評価される始末。

そんな楽天株に投資した私は一体どうすれば

となる所ですが一筋の光が舞い降りてきました。

 

楽天モバイルの挑戦は

単なる新規開拓の挑戦ではなかったのです。

楽天がモバイル事業に手を出したのは

・携帯ネットワークの完全仮想化

・OPEN RUN(機器の組み合わせが自由な無線アクセスネットワーク)

 

なんのこっちゃ?と思って見てましたが

これがなにかというと、今の携帯ネットワークは

ノキア」、「エリクソン」、「ファーウェイ」の3社で

世界シェア8割を占められているため、

通信機器を発注するとメーカー1社に丸投げとなるとのこと。

 

これは昔のパソコン業界のIBM独裁状況と同じらしく、

楽天がしたいの携帯ネットワークの仮想化により

既存のメインフレーム・システムをソフトウェアに置き換え

携帯電話会社は好きなメーカーを自由に組み合わせることができる

OPEN RUNにすることらしいです。

 

これを楽天が手を出したときは誰もが失敗する

と思っていたところ、案の定大赤字をぶっこき

ほら見たことかといわれると思いきや。

 

絶対失敗するという見解は採算性の問題ではなく

運用面でのこと。

しかし今は毎日楽天モバイルユーザー500万人が問題なく

そのネットワークを利用している。

僕らはそれが当たり前かと思うのですが

これが世界的には脅威なんだそうです。

 

どうやら、驚くところは

楽天モバイルは、マジで完全仮想ネットワークを仕上げ

それでネットワークが正常に動いているみたいだぞと。

 

この記事を見て

楽天が日本市場で何故携帯分野に乗り出したのか

やっと理由が分かりました。

 

最初モバイル進出はソフトバンクの2番煎じと思っていたので

今更感があったため、真の目的を見て

目からうろこです(笑)。

 

つまり楽天のモバイル事業の目的は

日本の携帯電話市場で成功を目指したのではなく

海外の携帯電話市場の新規開拓事業なんでしょう。

 

今まで新規携帯事業では世界の大手3社のみの通信機器を使うしかなく

安い機器ならファーウェイだけど中華リスクがある

という状態だったけど、楽天の完全仮想化を使えば

通信機器は3社ではなく、自由にメーカーが選べ、

初期投資額が安くできる(楽天の試算だと従来の3割減)とのことです。

 

楽天が赤字垂れ流し続けても、モバイルにこだわる理由が

こうして分かりました。

というわけで私の楽天株もこのままホールドでいきたいと思います。

 

今までは「楽天株、何で持ってるの?」

と聞かれたら、「モバイル事業撤退したら、株価は爆上げだから」

と言っていたのが恥ずかしくなる話でした(笑)。

 

おはり。