過去税務署から申告しろと電話で
よほど言い方が悪かったのかブチ切れていた社長が
「この前税務署から申告の案内の電話があったから」
と入院していた病院を抜け出して、来所されたので
電話の応対の仕方でこうも違うのかと驚く今日この頃、
あなたは烏賊がお好きでしょうか。
その社長さん、税務署の担当の人が
良い人だ×5回くらい言っていたから
よほど応対が良かったんでしょうね。
なかなか今の税務署はやり手です(笑)。
さて最近コロナ融資の0金利で支払利息は0円だった
借入金の元金返済が始まりだしたようです。
いくら支払利息が0円でも返済が始まると
資金が足りないというところも結構あるようで
中には元金返済自体をまた先延ばしにした。
という方もおられました。
その方曰く、これでもう新規の借入金できないから
決算は赤字でもいいやと言っておられました。
当然借入は出来ないのですけど
まあそうですねと単純には言えず
こちらの立場としては、ここで踏ん張って回復しないと
相手を鼓舞しないといけません。
というのも、ここがまだ最悪ではないからです。
最悪なのは業績が回復せず、返済不可能と判断され
銀行から返済先が信用保証協会に移ったとき。
いわゆる“代位弁済”になった場合です。
もう銀行には借入金を支払わなくてもいいのですけど、
代わりに信用保証協会に借入金を支払うというところまでは
対して変わりませんけど
決算月になると保証協会から、損害金なるものが存在することを知らされます。
その金利、なんと年利14%。
年利とありますが、損害金は毎期、毎月ではなく、毎日発生しているとの事。
そんなのの支払い義務が生じているのなら
会社の回復なんぞ結構な無理筋な話。
正直、もう諦めろといっているに等しく感じます。
そんなわけで、金融機関に借入金の元金返済を猶予してもらったので
もう新規借入てきないから、赤字でいい
という発想ではなく、
金融機関が返済期間を猶予してまで応援しているから、頑張らないと
という風に思わないと。
それでも経営が悪化して代位弁済になったら
立ち上がれないかというと
返済を続けていけば、損害金をある程度免除
してもらえる説も聞くので将来回復するという自信があれば
まだいける会社もあるかもしれません(超適当な励まし)。
おはり。